自動認識およびラベリングソリューションのパイオニアであるサトーと、産業用ラベリングおよびアートワーク管理ソリューションのグローバルリーダーであるLoftwareは本日、世界で初となるクラウドベースのRFIDタグエンコードおよびログ管理ソリューションを発表しました。このソリューションは、サトーのRFIDプリンタおよびタグと、LoftwareのNiceLabel Cloud1ソフトウェアから構成され、製造業者向けに詳細なトラッキング情報を提供すると共に、商品の真正性の確認を可能にします。

エンコード済みタグの1枚1枚につきEPC2とユニークタグIDを管理する市場初のソリューションは、「クローズドループ」のタギングを可能にします。各タグのエンコード後、NiceLabel経由でEPCとユニークIDをデータベースに自動的に記録およびマッピングするため、ユーザーは、どのタグが、どの工場、国、プリンタで発行されたのかを正確に知ることができます。
LoftwareのNiceLabelにはオンプレミス版とCloud版があります。まずはオンプレミス版を使ってこのソリューションを導入し、適用用途や工場、国が拡大するのに合わせてクラウドの使用に移行することも可能です。
データの一元管理に、自動でデータ収集ができる機能が加わったこのソリューションは、トレーサビリティーの要件遵守や偽造品の流通防止に役立ちます。すでに市販されており、個品追跡向けのさまざまなRFID商品を補完するソリューションとしてお使いいただけます。
米国、欧州、中国、日本など多くの地域で体内埋め込み型医療機器のUDI(機器固有識別子)の適用が義務付けられています。医薬品市場では、様々な国の規制当局が、承認製品の流通や販売を管理するためにシリアル番号を用いています。このソリューションは、自動で必要なデータを収集、管理するので、厳格なルールもユーザーの手間をかけることなく厳守できます。また、製造業者は各製品について製造工場までさかのぼってサプライチェーンの履歴をたどり、真贋判定をすることができます。
偽造品の流通は、ブランドにとって死活問題となるため、商品の真正性の証明は重要です。2021年にAmazonが発見、押収、処分した、消費者向けの模造品は300万点に上ります3。EC業者、製造業者、消費者全てにとって偽造品は大きな問題となっており、偽造防止パッケージング市場は2018年から2026年の間に全世界で45%の成長を遂げるとみられています4。
Loftware チャネル/アライアンス戦略およびプログラム担当バイスプレジデント Paul Vogtのコメント「現代のサプライチェーンは常時稼働しており、止まることがありません。大企業は、いくつもの拠点で年間何百万枚ものタグをエンコードし、印字しています。そこで、データや印字を一元管理できるLoftwareのNiceLabel Cloudのような、全世界で使用できる統合プラットフォームが必要となるのです。」
サトーホールディングス 代表取締役上席執行役員 海外事業担当 阿部陽一のコメント「製造業者は、デジタルトランスフォーメーションを進めてサプライチェーンを可視化するために、データをより有効に活用する方法を常に模索しています。このソリューションがもたらす一歩進んだトレーサビリティーにより、製造業者は業務効率を一層高めることができ、オペレーションの持続可能性を向上させることができます。現場データの収集・活用のスペシャリストであるサトーは、可能性のその先を常に追及しています。」
このソリューションの現在の対応プリンタは、SCeaTa CT4-LXとスキャントロ二クスCL4/6NX Plusです。
詳細は、お近くの各営業所までお問い合わせください。
主なベネフィット
データの完全一致
タグとデータが紐づけられているため、タグをスキャンすることでどこでも真正性を確認でき、対象の商品、カートン、パレット等の位置を知ることができます。
エラー検出
エンコードに失敗したタグは即時に検出されるので、その場で正常に動作するタグに交換できます。
一元管理
ユーザーが一元管理するRFIDデータと統合できます。サプライチェーン全体で、権限を持つユーザーが同じデータを参照することができます。
ログ管理
サトーのAEP機能により、RFIDタグへの印字データだけでなく、エンコードの履歴が自動的に生成されるため、個品管理が可能となります。
1. Loftware NiceLabelは、セキュアなCloudプラットフォーム上で動作し、ラベリングプロセスを管理するために必要な全てを、使いやすい一つのシステムで提供します。1カ所の拠点でも複数拠点でも使用できるため、中堅企業や成長中の企業にとって理想的なソリューションです。ユーザーは、ラベルのデザインやテンプレートの管理から印字まで、ラベルプロセス全体を管理するために必要な全てを備えながら、数分で運用を開始することができます。ラベリングと主要な業務システムを統合し、より効率的なラベリングプロセスを実現できます。小規模の導入から始め、複数拠点に利用を拡大することも容易です。
2. EPC(Electronic Product Code)は、全世界で標準化されている電子タグに書き込むための識別コードの総称で、個品の識別を可能にします。
3. 2022年版Amazon Brand Protection Report(英語)
4. Fortune Business Insights Anti-Counterfeiting Packaging Market Size | Global Report 2026(英語)
*記載されている会社名、ブランド名、製品名などは各社の商標または登録商標です。