全世界で自動認識およびラベリングソリューションを提供するサトーは、RAIN RFID規格に準じたRFIDタグや、QRコード、バーコードを活用し、特殊工具やリターナブル輸送資材(RTI)の管理を簡易化するパッケージシステム、ASETRA(アセトラ)をリリースしました。食品、自動車部品、電子部品、化学製品、医薬品等の製造業者および関連の物流サービス業者を対象としたシステムです。
リターナブル輸送資材とは、個々の部品や材料をトラック、船、飛行機等で運ぶ際に使用される輸送容器で、これにはパレットやカゴ車のほか、電子部品を静電気から守る導電性コンテナ、ガスボンベ、スチール製やプラスチック製の輸送用コンテナなども含まれます。

全世界でおよそ10億個流通していると推定されるリターナブル輸送資材は高価な資産であり、多くの企業では、その物流用資産の管理に企業収益の5~10パーセントの費用がかかっています¹。日本の産業界におけるパレットの流出率は年間20パーセントにもなると言われており²、リターナブル輸送資材の管理は経費削減の重要課題です。また、ダウンタイムを減少させて生産性を維持するためには、工具等資産の適切な管理が必要です。
ASETRAは、RFIDタグ・ラベル、RFIDプリンタ、卓上小型リーダライタ等をパッケージ化して提供できる資産管理システムで、簡単に導入いただけます。RFIDタグ・ラベルは金属対応オプションもお選びいただけます。製造業や物流業にとって大切な資産である工具やリターナブル輸送資材の購入日や使用年数といった情報をRFIDタグ・ラベルにデジタル情報として格納することができるので、各資産のライフサイクルを効率的に管理することができます。貸出、返却情報もスキャンするだけで登録でき、日々の業務を簡易化します。現場と遠隔地の両方から資産データの閲覧が可能となるため、リアルタイムで資産状況を可視化し、棚卸業務を効率化します。
ASETRAは現在、日本や中国ならびに、サトーが営業拠点をもつ全てのアジア諸国で販売しております。詳しくはこちら
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1. Aberdeen Group, “The RFID-Enabled Logistics Asset Management Benchmark report”, (2004)
2. 日本産業車両協会,「IoTを有効に活用した全体最適なサプライチェーンシステムの構築調査事業報告書」, (2017)