PJM RFID 血液トラッキング
お問い合わせ back to RFID国際標準規格 ISO 18000-3 Mode 2に準拠するPJM(Phase Jitter Modulation)RFIDは、一般的にRFIDの弱点とされる液体の影響を全く受けないため、血液の管理にも最適です。血液の追跡に必要となる、高速・高信頼性の動作と高い読取精度が特長です。
サトーでは、最先端のRIFDトンネルリーダー、冷蔵、冷凍庫用後付けRFIDコンポーネント、冷凍室、冷蔵室用RFID棚などを提供しています。精度100パーセントの性能で、血液のサプライチェーンや在庫管理における厳しい要求に応えます。
全血、血漿、血小板、その他の血液製剤のバッグが一括で梱包されていても、冷蔵庫内で隙間なく積み重ねられていても、PJM StackTag™ 技術でスピードや精度を落とさずに読み取ることができます。
献血会場でのタギング |
血液製剤ラベルの印字 |
現行の保管庫へのシステム導入td> | リアルタイム在庫管理 |
血液バッグトレーサビリティー |
発送・受取時の監査証跡 |
医療機関への発送 |
血液バッグの受取処理 |
テクノロジーのご紹介 |
テクノロジーのご紹介 |
1. 高速 |
2. 精度100パーセント |
3. 積層対応 |
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PJM RFIDは、読み取り速度が最速のRFID技術です。1秒間に何百ものタグを読み取ります。 | 100パーセントの読み取り精度を誇るRFIDはPJM RFIDだけです。高い信頼性は患者の安全確保に欠かせません。 | PJM RFID独自の特長のひとつは、積み重ねられた状態でも読み取りが可能なことです。血液製剤や検体の入った試験管、プレパラートが密着して梱包されたり、積み重ねられていてもひとつひとつを識別します。 |
4. 3次元の読み取り |
5. 高い安全性・FDA認可技術 |
6. -80°Cまで動作可能 |
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PJMアンテナは、3次元全ての方向からの信号を受信します。タグの方向を気にする必要はありません。PJM以外のRFIDの場合、血液バッグを保管するときに方向を揃えていないと(通常は平積み)読み取りができません。 PJM RFIDを導入しても、現行のワークフローや保管手順を変更する必要はありません。 |
PJMはHF帯の周波数を使った技術で、国際標準規格ISO 18000-3 Mode 2に準拠しています。生物学的製剤や液体に吸収されず、大量の血液や輸液の管理にも安全にお使いいただけます。 | PJM RFIDチップは-80°Cまで動作が可能。極めて低温での保管にも使用できます。 血液製剤用ラベルは-40°Cまで対応。あらゆる血液製剤に使用可能です。 |
7.放射線耐性> |
8. 放射線耐性 |
9. 遠心分離機対応 |
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PJM RFIDラベルは、エックス線、ガンマ線、電子線を使用した医療用の滅菌に耐えられるよう設計されています。 | 4 kbitのメモリを備えたチップには、血液バッグのラベルに使用されるISBT 128のデータもクロスマッチ(交差適合試験)情報も保存できます。 | 血液から血液製剤を作るのに使用される遠心分離機に対応したPJM RFIDラベルを提供しています。 |
10. NFCによる、病室での追跡管理 |
11. 後付けキット |
12. ソフトウエアサポート |
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サトーのICチップはNFCによる通信も可能です。病室内でも、スマートフォンやタブレット機器で読み取りができるので、病院スタッフはRFIDリーダーを持ち歩く必要がありません。献血から輸血まで、同一のラベルが使用できます。 | 現在お使いの保管機器に、収納容量はそのままでPJM RFID後付けコンポーネントを取り付けることができます。保管機器に誰がいつアクセスし、何をどうしたかを全てトラッキングすることができます。 | サトーでは、血液管理ソフトウエアソリューションプロバイダー各社と協業して、その提供するシステムにPJM RFIDを統合することができます。リアルタイムの在庫の見える化、自動温度トラッキング、保管機器内の位置検索、FEFO(使用期限の短いものから使用する在庫管理方法)の適用など、さまざまな機能を実現できます。 |